WHO（世界保健機構）は、発熱の場合、むやみに解熱剤を使わないよう、指摘しています。原因は解熱剤は副作用が強く、人体へ悪影響を及ぼす場合があり、また病気の原因がわかりにくくなるため、医師の誤診を招きかねません。

   WHOの規定では、直腸体温が39℃以上の場合に、解熱剤を使うべきだとしています。また、小児患者の発熱時には、明らかな不調または頭痛などの症状の有無により、適切に処置を採るべきだと規定しています。

  治療方法としては、薬物療法と物理療法がありますが、発熱原因が判らない場合には、まず物理療法を選択することが望ましいです。